ちゃんと恋文読もうや…( ´・ω・`)
てか増えるんかいΣ\(゚Д゚;)
本日の短編(16)
本日の短編。
ビアンカとマクシミリアンと恋文の話。
『マクシミリアンからの恋文』
以前デートで恋文をくれるとマクシミリアンは約束してくれたのだけど。
今日、彼はその約束の恋文をわたくしに手渡してくれた。
「お嬢様、お約束の恋文です。必要でしたら言葉でも愛を伝えますが」
「ありがとう、マクシミリアン。えーっと……言葉は後で……」
「愛しています、お嬢様。一生お側に置いてください」
「後でって言ったのに!!」
突然の愛の言葉にわたくしが顔を真っ赤にして反応すると、マクシミリアンにそっと額にキスをされ、次に唇も塞がれた。
愛おしそうに見つめられ、続けて三度キスをされる。
……うちの執事の糖度が高い……。
わたくしはマクシミリアンから恋文を受け取ると、少しにまにまとしてしまった。
わぁ、すごい! 人生初のラブレターよ!
しかも前世の推しで、現在の……とても大好きな人からの。
手紙はピンク色の可愛らしい封筒に入っていて、マクシミリアンがわたくしの好みを考えながらこれを買ったんだ、と思うとなんだか微笑ましい気持ちになってしまう。
わたくしは手紙の封を切ろうとして……。
「……どうしよう。嬉しすぎて開けるのがもったいないわ」
と眉を下げてしまった。
「ふふ。開けずに取っていてもいいんですよ?」
わたくしが手紙を持ってうんうん悩んでいるとマクシミリアンが悪戯っぽく笑う。
結局悩みに悩んだわたくしは、鍵のかかる机の中にそっと手紙をしまったのだった。
……シュレディンガーの恋文になってしまったわ……。
この後もシュレディンガーの恋文は増殖し続けます。
ビアンカとマクシミリアンと恋文の話。
『マクシミリアンからの恋文』
以前デートで恋文をくれるとマクシミリアンは約束してくれたのだけど。
今日、彼はその約束の恋文をわたくしに手渡してくれた。
「お嬢様、お約束の恋文です。必要でしたら言葉でも愛を伝えますが」
「ありがとう、マクシミリアン。えーっと……言葉は後で……」
「愛しています、お嬢様。一生お側に置いてください」
「後でって言ったのに!!」
突然の愛の言葉にわたくしが顔を真っ赤にして反応すると、マクシミリアンにそっと額にキスをされ、次に唇も塞がれた。
愛おしそうに見つめられ、続けて三度キスをされる。
……うちの執事の糖度が高い……。
わたくしはマクシミリアンから恋文を受け取ると、少しにまにまとしてしまった。
わぁ、すごい! 人生初のラブレターよ!
しかも前世の推しで、現在の……とても大好きな人からの。
手紙はピンク色の可愛らしい封筒に入っていて、マクシミリアンがわたくしの好みを考えながらこれを買ったんだ、と思うとなんだか微笑ましい気持ちになってしまう。
わたくしは手紙の封を切ろうとして……。
「……どうしよう。嬉しすぎて開けるのがもったいないわ」
と眉を下げてしまった。
「ふふ。開けずに取っていてもいいんですよ?」
わたくしが手紙を持ってうんうん悩んでいるとマクシミリアンが悪戯っぽく笑う。
結局悩みに悩んだわたくしは、鍵のかかる机の中にそっと手紙をしまったのだった。
……シュレディンガーの恋文になってしまったわ……。
この後もシュレディンガーの恋文は増殖し続けます。
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登録日 2018.11.17 15:35
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