『桜の護王』15.無限環(5)アップ。(個人サイトにて)
次の一瞬、だらっと投げ出していた護王の手が弾かれたように飛んだ。額に当てられていた銃身を握って外側へ引き剥がすと同時に顔を避ける。
ぱんっ……がきっ!
「あほぅ! 十四年式は八発や!」
逸れた一発が背後の壁にめり込んだとみるや、次の一発を撃とうととした幸一郎の腕を、銃身を掴んだ手ごと引き倒しながら、驚きに開いた相手の口に残った片手を拳にして叩き込む。
「があ!」
「くうぅっ!」
腹と胸から吹き出る血をものともせず、顔から押し倒した幸一郎の喉に膝頭を落とし込み、そのまま床に穴を開ける勢いで喉仏に体重をのせて割り砕いた。
ぱんっ……がきっ!
「あほぅ! 十四年式は八発や!」
逸れた一発が背後の壁にめり込んだとみるや、次の一発を撃とうととした幸一郎の腕を、銃身を掴んだ手ごと引き倒しながら、驚きに開いた相手の口に残った片手を拳にして叩き込む。
「があ!」
「くうぅっ!」
腹と胸から吹き出る血をものともせず、顔から押し倒した幸一郎の喉に膝頭を落とし込み、そのまま床に穴を開ける勢いで喉仏に体重をのせて割り砕いた。
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登録日 2016.11.27 00:02
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