『ラズーン』第四部 10.幻遥けく(2) (個人サイトでアップ)
「私…どうしたの…?」
何度か口を開いて頑張って、ようやく出た声は、掠れて淡かった。
「どうしたが聞いて呆れる」
アシャの口調が少しおどける。
「俺をぶん殴って、『使者の輪』を奪って、『狩人の山』(オムニド)へ乗り込んで、シズミィとやり合って………無茶以外の何がある」
淡々と事実を並べる声に、怒ってはいないようだとほっとした。
「……ああ……そう…だっけ…」
何度か口を開いて頑張って、ようやく出た声は、掠れて淡かった。
「どうしたが聞いて呆れる」
アシャの口調が少しおどける。
「俺をぶん殴って、『使者の輪』を奪って、『狩人の山』(オムニド)へ乗り込んで、シズミィとやり合って………無茶以外の何がある」
淡々と事実を並べる声に、怒ってはいないようだとほっとした。
「……ああ……そう…だっけ…」
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登録日 2018.08.29 09:07
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