『闇を闇から』第4章 11.六人と七人(3) 『闇を見る眼』第4章 59 追加
「早かったわね。しかも可愛いわ」
『村野』の奥まった席は予約したのだろう、元子は珍しく黒のパンツスーツ、指にいつものダイヤもない。それでも晴れ晴れとした笑顔はそのままに、美並を迎える。
「お昼まだでしょ、注文しておいたわ」
「ありがとうございます」
今日は感謝を伝えることが多い。
ふとそう思って微笑んで椅子に座ると、元子が少し瞬いた。
「何かあった?」
「え?」
「眩しいわね」
「そうですか?」
『村野』の奥まった席は予約したのだろう、元子は珍しく黒のパンツスーツ、指にいつものダイヤもない。それでも晴れ晴れとした笑顔はそのままに、美並を迎える。
「お昼まだでしょ、注文しておいたわ」
「ありがとうございます」
今日は感謝を伝えることが多い。
ふとそう思って微笑んで椅子に座ると、元子が少し瞬いた。
「何かあった?」
「え?」
「眩しいわね」
「そうですか?」
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登録日 2018.08.06 21:07
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