『闇を闇から』第4章 11.六人と七人(1) 『闇を見る眼』第4章 58 追加22
『 ありがとうございます、と石塚には伝えた。
未来の夫の職が失われるかも知れないのよ、それどころか、警察沙汰になって、ほんと大変な思いするかも知れないのよ。
案じる石塚にむしろ泣きそうになって、もう一度、ありがとうございます、と頭を下げた。
心配してくれている。
真実とはまだ遠い場所には居ても、それでもそこに立たざるを得ない美並を、真崎を案じてくれている。
嬉しい。ありがたい。
人の思いがこれほど柔らかくて温かいものだと初めて知った気がする。
未来の夫の職が失われるかも知れないのよ、それどころか、警察沙汰になって、ほんと大変な思いするかも知れないのよ。
案じる石塚にむしろ泣きそうになって、もう一度、ありがとうございます、と頭を下げた。
心配してくれている。
真実とはまだ遠い場所には居ても、それでもそこに立たざるを得ない美並を、真崎を案じてくれている。
嬉しい。ありがたい。
人の思いがこれほど柔らかくて温かいものだと初めて知った気がする。
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登録日 2018.08.05 22:47
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