今回初めて、西園寺先生の一人称が出てきました。西園寺先生視点は、もう少し早く出したかったのですが、すごく難しくて筆力が追い付かず、時間がかかりました。私の中での一人称難しいキャラＴＯＰ２が、西園寺先生と西先生です。

西先生は純粋に、頭のよさそうな小難しい熟語を多くして、なおかつアホい変態臭を漂わせる、というのが疲れましたw　「おっぱいの谷間サイコー！」を小難しくいうと？　→「さながらブラックホールのような、万人を魅了してやまない危険で魅惑的な漆黒地帯が私を誘っている！」みたいな変換がですねw、意外と大変。

西園寺先生はもっと難しい。難しい言葉は知らなくてもいけますが、表現が…。このキャラ、ちょっと奥が深くて私も完全に把握しきる前に活躍を始めたので、心の内を赤裸々に語る一人称となると、「こういうとき西園寺先生はどう考えるのかな」という分析がなかなかはかどらず。何だかこだわりも強そうだし、エロには人一倍ポリシーありそうだし、そこに統一性を持たせないと、一人称で読み手をがっかりさせる可能性が高いのでは？　と、不安になるわけです。「油断ならない女」のイメージで貫きたい西園寺先生が、一人称で意外にも薄っぺらいところが露呈してしまったりしては、作品ぶち壊しですからw（すでにある意味壊れた作品ですがw）

というわけで、今後も西園寺視点は数回出てきますが、クセ者キャラが、うまく表現できてるといいいなあと思っています。