『ラズーン』第四部 7.『泉の狩人』(オーミノ)(2) アップ。
「『緋のリヒャルティ』が何てザマだ、って、兄貴に散々言われた。それより、ユーノ、兄貴がさっきから探してたぜ」
「セシ公が?」
ユーノはきょとんとした。
「何だろう」
「さあ…何か『泉の狩人(オーミノ)』に関したことだって言ってたけど」
「わかった」
訝しそうに首を傾げる相手に、笑顔が足りないかと、なおにっこりする。
「兄貴は今作戦室にいるぜ……けど」
リヒャルティはどこか眩げに目を細めた。
「すぐに行かなくてもいいかも知れないけど」
「でもわざわざ探してくれていたんだろう? 行ってみるよ、ありがとう!」
身を翻した瞬間、リヒャルティが小さく舌打ちしたように聞こえた。
「セシ公が?」
ユーノはきょとんとした。
「何だろう」
「さあ…何か『泉の狩人(オーミノ)』に関したことだって言ってたけど」
「わかった」
訝しそうに首を傾げる相手に、笑顔が足りないかと、なおにっこりする。
「兄貴は今作戦室にいるぜ……けど」
リヒャルティはどこか眩げに目を細めた。
「すぐに行かなくてもいいかも知れないけど」
「でもわざわざ探してくれていたんだろう? 行ってみるよ、ありがとう!」
身を翻した瞬間、リヒャルティが小さく舌打ちしたように聞こえた。
コメント 0件
登録日 2018.07.16 09:10
0
件
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。