『ラズーン』第四部 6.魔物(パルーク)(3) (個人サイトでアップ)
「うおおお……!!!」
「!」
息を切らせて塔の中ほどまで階段を駆け上がったユーノは、悲鳴じみた唸り声を上げて駆け下りてくる一団に出くわした。十五、六人もいるだろうか、血走った目にはとても正気とは思われない色をたたえている。手にした抜き身の剣が、階段の各所に据えられた灯火の明かりを反射して輝き、ユーノを見つけると次々と高く振り上げられる。
「!」
息を切らせて塔の中ほどまで階段を駆け上がったユーノは、悲鳴じみた唸り声を上げて駆け下りてくる一団に出くわした。十五、六人もいるだろうか、血走った目にはとても正気とは思われない色をたたえている。手にした抜き身の剣が、階段の各所に据えられた灯火の明かりを反射して輝き、ユーノを見つけると次々と高く振り上げられる。
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登録日 2018.06.22 08:00
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