『闇を闇から』第4章 7.四人と五人(7) 『闇を見る眼』第4章 35 追加。
「これ」
食事が終わってコーヒーを頼んだ後で、ハルはスラックスのポケットに入れていたらしい一枚のタイルを取り出した。
「これ……オープン・イベントのタイル?」
「美並」
「私?」
タイルは鮮やかな紅に塗られている。いや、紅というより、僅かにピンクが入っているのだろうか。それでもくっきりとタイルそのものを輝かせるような色で、それこそどこからどう見ても100円均一のショップで売られているような平凡なタイルなのに、まるで宝石のように目を奪う。
食事が終わってコーヒーを頼んだ後で、ハルはスラックスのポケットに入れていたらしい一枚のタイルを取り出した。
「これ……オープン・イベントのタイル?」
「美並」
「私?」
タイルは鮮やかな紅に塗られている。いや、紅というより、僅かにピンクが入っているのだろうか。それでもくっきりとタイルそのものを輝かせるような色で、それこそどこからどう見ても100円均一のショップで売られているような平凡なタイルなのに、まるで宝石のように目を奪う。
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登録日 2018.06.21 09:56
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