『隅の麗人』更新しております。
私の小説を読んで応援して頂いている読者の皆様、いつも、ありがとうございます。
新シリーズの作品が、こちらアルファポリス様の方でも、いよいよスタートとなりました。6月よりアルファポリス様の方で『第一回・ホラー・ミステリー小説大賞』が開始されるとのことでしたので、拙作『暁の魔術師』ともども、参戦させて頂くことに致しました。
『隅の麗人』について、少し。
ミステリーに詳しい方には、今さらなのかもしれませんが、かのバロネス・オルツィ男爵婦人の作品に『隅の老人』シリーズがあります。
イギリスは『ストランド・マガジン』誌に連載された、コナン・ドイル卿のシャーロック・ホームズシリーズが商業的成功を収めたことにより、他紙が挙って登場させた「ホームズのライバルたち」と呼ばれる名探偵の一人で、初登場作は『フェンチャーチ街駅の謎』。
いわゆる現場に出向かず、新聞の情報や登場人物からもたらされる情報などから真実を導き出す推理法を得意とする、安楽椅子探偵の先駆とも言われている作品なのですが、そんな謎めいた名探偵が、現代の日本に現れたら…。目まぐるしく変わる現代の都会の風景と現代に生きる人々を、よりリアルに、よりマニアックに描いていったらどうなるのか。探偵小節黄金期に燦然と輝く作品へのオマージュに何かできないか、そうした諸々のコンセプトで構想を進めていった作品となっております。
ミステリーではよく物語の展開を淡々と描かずに横道や蘊蓄に逸れたり、終始ミステリ論に触れまくるような作品の傾向を"ミステリの為のミステリー"や一見、馬鹿馬鹿しいと思えるような無茶で非現実的で実用不可能なトリックを含めたミステリーは"バカミステリー"といったマイナスの評価がよくされるのですが、本作は、そうした他のミステリ作家やクリエイターの方々が、敢えて触れようとしない、敬遠するところを徹底的に突き詰めていった方向性の作品となっています。
拙作タロットシリーズとは、かなり毛色の違ったシリーズで、中短編集としての趣が非常に強いやや癖のある作品となっておりますが、今後とも、マニアックな謎をお楽しみ頂けたらと思っております。
新シリーズの作品が、こちらアルファポリス様の方でも、いよいよスタートとなりました。6月よりアルファポリス様の方で『第一回・ホラー・ミステリー小説大賞』が開始されるとのことでしたので、拙作『暁の魔術師』ともども、参戦させて頂くことに致しました。
『隅の麗人』について、少し。
ミステリーに詳しい方には、今さらなのかもしれませんが、かのバロネス・オルツィ男爵婦人の作品に『隅の老人』シリーズがあります。
イギリスは『ストランド・マガジン』誌に連載された、コナン・ドイル卿のシャーロック・ホームズシリーズが商業的成功を収めたことにより、他紙が挙って登場させた「ホームズのライバルたち」と呼ばれる名探偵の一人で、初登場作は『フェンチャーチ街駅の謎』。
いわゆる現場に出向かず、新聞の情報や登場人物からもたらされる情報などから真実を導き出す推理法を得意とする、安楽椅子探偵の先駆とも言われている作品なのですが、そんな謎めいた名探偵が、現代の日本に現れたら…。目まぐるしく変わる現代の都会の風景と現代に生きる人々を、よりリアルに、よりマニアックに描いていったらどうなるのか。探偵小節黄金期に燦然と輝く作品へのオマージュに何かできないか、そうした諸々のコンセプトで構想を進めていった作品となっております。
ミステリーではよく物語の展開を淡々と描かずに横道や蘊蓄に逸れたり、終始ミステリ論に触れまくるような作品の傾向を"ミステリの為のミステリー"や一見、馬鹿馬鹿しいと思えるような無茶で非現実的で実用不可能なトリックを含めたミステリーは"バカミステリー"といったマイナスの評価がよくされるのですが、本作は、そうした他のミステリ作家やクリエイターの方々が、敢えて触れようとしない、敬遠するところを徹底的に突き詰めていった方向性の作品となっています。
拙作タロットシリーズとは、かなり毛色の違ったシリーズで、中短編集としての趣が非常に強いやや癖のある作品となっておりますが、今後とも、マニアックな謎をお楽しみ頂けたらと思っております。
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登録日 2018.05.26 05:54
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