『闇を闇から』第4章 3.二人と三人(5) 『闇を見る眼』第4章 12 追加。
『一人にしてもらえませんか』
有沢はそう言った。
自販機の前で俯いて、やがて送りましょう、と美並を署から連れ出して、駅まで無言で送り届けてくれた。
太田の遺品のことには触れなかった。
二人とも黙って道を歩き、駅の改札で厳しい顔をしたまま、頭を下げた有沢に、美並は尋ねた。
『もっと続けますか』
その問いに応えは返ってこなかった。
有沢はそう言った。
自販機の前で俯いて、やがて送りましょう、と美並を署から連れ出して、駅まで無言で送り届けてくれた。
太田の遺品のことには触れなかった。
二人とも黙って道を歩き、駅の改札で厳しい顔をしたまま、頭を下げた有沢に、美並は尋ねた。
『もっと続けますか』
その問いに応えは返ってこなかった。
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登録日 2018.05.19 10:51
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