『ラズーン』第四部 1.カザドの胎動(8) (個人サイトにてアップ)
ユーノが十二歳の頃。初めてレアナを手に入れようと夜襲をかけた。だが、ユーノ始め皇達の抵抗めざましく、ゼランを使ってユーノを封じ、かろうじて撤退に成功した。
あの夜から、昼となく夜となくセレドの皇宮を襲っていると言うのに、あの小娘は、まるで眠ることがないと言われるラズーンの『目』のように皇宮を守り、カザド兵を一人で撃退してきた。命からがら戻って来た部下は、悲鳴に嗄れた声で報告したものだ、あの剣捌きは女子どものものではない、と。
あの夜から、昼となく夜となくセレドの皇宮を襲っていると言うのに、あの小娘は、まるで眠ることがないと言われるラズーンの『目』のように皇宮を守り、カザド兵を一人で撃退してきた。命からがら戻って来た部下は、悲鳴に嗄れた声で報告したものだ、あの剣捌きは女子どものものではない、と。
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登録日 2018.05.01 09:01
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