『ラズーン』第三部 12.創世の詩(うた)(13) (個人サイトにてアップ)
ジノの唇はいつ終わるとも知らぬ沈黙を保っている。立風琴(リュシ)の残響も既に消えた。部屋の隅に音は身を潜め、沈黙の重さがいや増してくる。
「………」
緊張感が極に達すると思われた時。
「っ」
ジノの指が突然六音を弾いた。
「………」
緊張感が極に達すると思われた時。
「っ」
ジノの指が突然六音を弾いた。
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登録日 2018.04.05 20:19
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