『ラズーン』第三部 10.『氷の双宮』(4) アップ。
世界はずっと、こうしてラズーンの見えない泉によって、命を保たれ繋がれてきている……それを知るのは、極僅かだ。
「……わかりました」
ラズーンは『運命(リマイン)』を厳しく見つめた後、肩越しに告げた。
「しかし、もう少しだけ待って下さい。せめて、後、二日」
「……最後じゃぞ」
「……」
『太皇(スーグ)』の確認に、アシャはきつく唇を噛んで、水槽の部屋を見つめた。
「……わかりました」
ラズーンは『運命(リマイン)』を厳しく見つめた後、肩越しに告げた。
「しかし、もう少しだけ待って下さい。せめて、後、二日」
「……最後じゃぞ」
「……」
『太皇(スーグ)』の確認に、アシャはきつく唇を噛んで、水槽の部屋を見つめた。
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登録日 2018.03.10 09:19
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