segakiyui

segakiyui

『ラズーン』『これはハッピーエンドにしかならない王道ラブストーリー』連載中。メルマガ『ショートストーリーシリーズ』『指令T.A.K.I』『ドラゴン・イン・ナ・シティ』展開。

『闇を闇から』第三章 6.コール(2)アップ。『闇から見る眼』第三章 20 追加。

「ふぅ」
「ふぅ?」
 ふいに、伊吹が、退屈したようなうんざりした吐息を漏らして屈み込み、ココアのカップを取り上げた。
「まだ熱いですね」
 一口呑んで、伊吹がぼそりと低い声で呟き、そのまま持ち上げる。
「何?」
 大輔が戸惑った。
「そんなの、簡単です」
「は?」
「いぶ…」
「京介は私のことが好きですから」
 冷やかな声。
「いくらでも声を聞かせてくれますけど?」
 そんな無茶しなくても。
コメント 0
登録日 2018.03.05 20:58

コメントを投稿する

1,000文字以内
この記事に関するコメントは承認制です

ログインするとコメントの投稿ができます。
ログイン  新規ユーザ登録

0

処理中です...

このユーザをミュートしますか?

※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。