『闇を闇から』第三章 4.マック(9)アップ。『闇を見る眼』第三章 21 追加。
それが何をもたらすのか、十分理解しながら美並は静かに指を止めた。戸惑うように真崎が瞬きをして腰を揺らすが応じない。
「何を…って…」
「マフラーを捨てたのは、そのせい?」
「っ」
苦しそうに真崎は唇を噛んで顔を背けた。染まった耳たぶが花の蕾のように見える。唇で触れてみたい、舌で探って柔らかさを感じたい、そんな気持ちに襲われて、美並は少しだけ指を動かす。
背後注意。
「何を…って…」
「マフラーを捨てたのは、そのせい?」
「っ」
苦しそうに真崎は唇を噛んで顔を背けた。染まった耳たぶが花の蕾のように見える。唇で触れてみたい、舌で探って柔らかさを感じたい、そんな気持ちに襲われて、美並は少しだけ指を動かす。
背後注意。
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登録日 2018.02.23 19:16
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