『闇を闇から』第三章 3.虚実(6)アップ。『闇を見る眼』第三章 14 追加。
「電話、出ないの」
「はい」
エレベーターで8階まで運ばれながら、管理人は不安な顔で確認する。
「携帯も?」
「ずっと」
「………妙な感じだと思ったんだよね」
唸るように呟いて眉を寄せる。
「さっきふらふら戻ってきたら、なかなか入らないで何度も何度も外見てて」
前もおかしなことがあった人だよね。
「いい男ってのはいろいろあるからねえ」
ちらちらと美並の顔を好奇心半分に伺いながら、エレベーターから降りて802まで一緒に来てくれる。
「どうする、ベル、鳴らしてみる?」
「はい」
エレベーターで8階まで運ばれながら、管理人は不安な顔で確認する。
「携帯も?」
「ずっと」
「………妙な感じだと思ったんだよね」
唸るように呟いて眉を寄せる。
「さっきふらふら戻ってきたら、なかなか入らないで何度も何度も外見てて」
前もおかしなことがあった人だよね。
「いい男ってのはいろいろあるからねえ」
ちらちらと美並の顔を好奇心半分に伺いながら、エレベーターから降りて802まで一緒に来てくれる。
「どうする、ベル、鳴らしてみる?」
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登録日 2018.02.10 12:17
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