『闇を闇から』第三章 3.虚実(3)アップ。『闇を見る眼』第三章 11 追加。
「ありがとうございました」
結局最後のサーモンピンクのを選び、とにかく一休みしていこう、と寄ったのは『きたがわ』だった。
「ううん、こちらこそ楽しかった」
ここでも十分辛いけれど、それでも『村野』よりはまし。
美並は苦笑しながらメニューを広げる。
今、村野の穏やかな眼に迎えられると、自分を保てる自信がなかった。それほど真崎が胸の中に居るのかと、そう思うのがまた切なくて。
それでも、諦めると、決めた。
大石みたいに追い詰める前に。
あんな後悔、二度としたくない。
結局最後のサーモンピンクのを選び、とにかく一休みしていこう、と寄ったのは『きたがわ』だった。
「ううん、こちらこそ楽しかった」
ここでも十分辛いけれど、それでも『村野』よりはまし。
美並は苦笑しながらメニューを広げる。
今、村野の穏やかな眼に迎えられると、自分を保てる自信がなかった。それほど真崎が胸の中に居るのかと、そう思うのがまた切なくて。
それでも、諦めると、決めた。
大石みたいに追い詰める前に。
あんな後悔、二度としたくない。
コメント 0件
登録日 2018.02.07 23:45
0
件
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。