『ラズーン』第三部 8.ミダスの姫君(7)(個人サイトでアップ)。
そこは衣装部屋だった。
ありとあらゆる色や形のドレスが所狭しと準備されている。
「お、っと」
入り口のすぐ近くに、柔らかそうな布と下着があるのに気づく。慌てて布で体を拭って下着をつけ、少し戸惑った。今まで身に着けていたものよりうんと布地が少ない。かろうじて胸と腰を隠す程度だ。
「これ、が、ラズーンのもの、なのかな…」
居心地悪さにもぞもぞしたが、視界を埋める色彩の魅力には堪え難い。引き寄せられるようにおずおずと部屋に踏み込んでいく。
ありとあらゆる色や形のドレスが所狭しと準備されている。
「お、っと」
入り口のすぐ近くに、柔らかそうな布と下着があるのに気づく。慌てて布で体を拭って下着をつけ、少し戸惑った。今まで身に着けていたものよりうんと布地が少ない。かろうじて胸と腰を隠す程度だ。
「これ、が、ラズーンのもの、なのかな…」
居心地悪さにもぞもぞしたが、視界を埋める色彩の魅力には堪え難い。引き寄せられるようにおずおずと部屋に踏み込んでいく。
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登録日 2018.02.01 16:39
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