『闇を闇から』第二章 11.姉と弟(4)アップ。『闇を見る眼』第二章 44 追加。
鳴り響く電話にせき立てられて、美並は受話器を上げた。
「はい、伊吹ですけど」
『あの』
柔らかなハスキーヴォイスが控えめに切り出してくる。
『わたし、葉延、七海、ですが』
「あ、こんばんは」
名前と話だけは何度も聞いている、明の結婚相手だ。
「はじめまして、の方がよかったかな」
「はい、伊吹ですけど」
『あの』
柔らかなハスキーヴォイスが控えめに切り出してくる。
『わたし、葉延、七海、ですが』
「あ、こんばんは」
名前と話だけは何度も聞いている、明の結婚相手だ。
「はじめまして、の方がよかったかな」
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登録日 2018.01.01 12:56
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