『闇を闇から』第二章 8.カード・スピーク(1)アップ。『闇から見る眼』第二章 33 追加。
風の吹く公園でどれだけ伊吹を抱き締めていただろう。
くしゅん、と小さなくしゃみが胸で響いて覗き込む。
「伊吹さん?」
「……すみません」
「何?」
「洟、ついちゃったかも」
「……いいよ」
そのままジャンパーに袖を通させて、もう一度ぎゅっと抱き締めてから京介は伊吹に笑いかけた。
「先、家に帰ってて?」
くしゅん、と小さなくしゃみが胸で響いて覗き込む。
「伊吹さん?」
「……すみません」
「何?」
「洟、ついちゃったかも」
「……いいよ」
そのままジャンパーに袖を通させて、もう一度ぎゅっと抱き締めてから京介は伊吹に笑いかけた。
「先、家に帰ってて?」
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登録日 2017.12.08 13:05
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