『闇を闇から』第二章 4.ポーカーフェイス(7)アップ。『闇を見る眼』第二章 16 追加。
本当はお風呂に入れればいいんだけどな、そう思いながら、美並はベッドに潜り込んでじっとこちらを見上げている真崎を見下ろす。
「伊吹さん?」
掠れた声で呼んだ相手が、布団の端をふかふか上げて見せながら微笑む。
「早く」
「んー」
「風邪、移されるのがやっぱり心配?」
「苦しい時に寝苦しいんじゃないかな、と」
「離れてるほうが苦しいよ」
真崎が甘えた声で呟いて、またふかふか、と布団を浮かせる。
「伊吹さん?」
掠れた声で呼んだ相手が、布団の端をふかふか上げて見せながら微笑む。
「早く」
「んー」
「風邪、移されるのがやっぱり心配?」
「苦しい時に寝苦しいんじゃないかな、と」
「離れてるほうが苦しいよ」
真崎が甘えた声で呟いて、またふかふか、と布団を浮かせる。
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登録日 2017.11.03 09:09
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