那須野紺です。あけましておめでとうございます。

過去作では美咲が攻めモードの展開は割とありましたけど、「姉一」ではあまりなかったんで、久々にこういうの新鮮だなと思いました。
なんか、美咲が嫉妬するのはツンデレぽくて良いんですよね。
思いのままに感情をぶつける展開は書いてても楽しかったです。
つーか冴子化け物過ぎるだろ。まあ、フィクションなんで。

という事で目標としていた複数人による展開は容子の所で打ち止めになってしまいました。。
え、誰も求めてない？…でもね、書くと筆力上がる感じ（あくまでも「感じ」）がするので、色々な場面を描きやすくなる分やたらとやろうとしてしまうんですよね。
しんどいのはしんどいんですけど、その後二人での展開を描く時に、確実に楽な感じがあるんです。

行為の描写って、どこを具体的に描いてどこを省略するのかの判断が難しい。象徴的な台詞とか、動き、情景みたいなものが残らないとやはり印象が薄くなりますし。
（素人なので薄いのばかりですけどね…）

あと、たくさん描いていると好みも癖もはっきりバレるので、そこはまあ、それなりに共感していただける場合にのみ楽しんでいただけるんでしょうけど、偏っているというのは事実です。

現代ものを描きたい、しっかりと大人の描写が入った百合（それを百合と呼ばない説もあるが）を描きたい、という一心で書いています。
やはりまだまだ作品が少ないです。
私はこれに該当する作品を読みつくしてしまって、読むものがないという所から書く事を始めました。だから、もっと百合ラノベが豊富に出回るようになって欲しいというのが私の願いです！売れたいとかそういうのはマジで全く思ってない。

久々に「○んじゃうぐらい泣いていっぱい～」を読み返したんですが、やはり傑作ですね。死神なのにとんでもなく美人、というのが想像をかき立てます。
そして身体の不自由な状態の人間と交わる、という超特殊な展開なのに、それが猛烈に愛おしい。また人間サイドの、理由がわからないけど得体の知れない相手に普通に惚れる感じなんかも、謎だけどなぜか説得されちゃうのが凄い。
宜しければ読んでみてくださいね。みかみてれん作品です。

「姉一」はそろそろお話を閉じる事になりますが、次に書きたい話はまあ、読み切りとかにしようかな。考え中です。