幸せの日記については、1月14日の話をもって完結とします。遥希視点の物語は終わりです。書きたいことはまだいくつかあったんですが、これ以上まとまらなくなるわけにはいかないので、区切ります。
　遥希の考える幸せを、自分で埋めてみてほしいです。その時間は、きっとあなたの幸せな時間の1部です。
　自分には味方がいないと決めつけていませんか？不幸だと思い込んでいませんか？自分の行動原理はネガティブなものになっていませんか？
　幸福も不幸もその辺にゴロゴロ転がっています。人は、その中で自分と人を比べて、優れている方に目を向ける生き物です。比較することで気づくこともある。自分より優れた人を見つけて、 成長する。素晴らしいと思います。
　その気持ちを不幸の言い訳にしてほしくない。不幸な理由なんて見つけなくていい。
「不幸だと思い込むことが1番不幸だ」
　だから、幸せになるには、人の愛に応えるべきだと思います。人が喜ぶ顔だけ考えてればいい。そうすれば、ネガティブな気持ちに押しつぶされそうになった時、自分が与えた愛が返ってくる。不幸なことを和らげてくれる。
　自分が幸せを実感する時のために、人に幸せを感じさせることが幸せになる方法だと思います。

　これで難しい話は終わります。私の小説を読んでくれた人が、少しでも前向きに、ネガティブな気持ちになった時に立ち返れるように、そんなものになってれば私の幸せです。
　味方が一人もいないと思った時は、自分が与えた愛を思い出してください。その中の1つは、あなたを助けてくれる。
　読者のあなたは私に愛を与えてくれています。味方がいない時は、私があなたの味方です。