玖凪 由

玖凪 由

玖凪 由(くなぎ ゆう)と申します。趣味で書いた物語、読んでくだされば幸いです。

※ネタバレ注意※ 奇び雑貨店【Glace】あとがき

『奇び雑貨店【Glace】』が、この度完結いたしました。
最後までお読みくださった皆様、本当にありがとうございます。

現在連載中の『ものぐさ降魔士奇譚』とはまったく毛色の違うお話に挑戦してみましたが、いかがでしたでしょうか。
本作のストーリー構想は2年前からあり、ようやく形にすることができました。
何の影響を受けてこのお話を思いついたのかは忘れてしまいましたが、シリーズものではなく読み切り型でストーリーを作りたいという思いは前からあったので、それをひとつの作品として完成させることができたのが純粋に嬉しいです。

思えば、読み切り型で書くぞと決めてきちんと書き切ったのは初めてです。やればできることが証明されました。可能性は無限大。

さて、作品の内容に触れますと、本作の主人公は男子大学生。自分が今まで考えてきたストーリーの中では年齢設定高めになりました。大学には残念ながら通えなかったので、大学の雰囲気やノリはすべてフィーリングです。おかしなところがあっても生温かい目で見ていただけると幸いです。

まぁ、主題は雑貨店でバイトを通じて遭遇する事象であり、大学生活はあまり重要ではないので……ほら、作中の時間軸は夏休み期間だし……。

ひと夏のちょっぴり不思議な物語をコンセプトとした本作、読み切りという制限の中、なかなか綺麗にまとめられたのではないかと自負しております。
続きを書こうと思えば書けないこともないのですが、今のところ書く予定はありません。これ以上のきれいな終わり方が思いつかないのと、精霊の祝福のネタを考えるのが面倒だからです。これ考えるのが一番大変だったんですよ……自分で考えた設定のくせにね……。

あと、一人称視点なのも自分にしては珍しいほうです。三人称にするか悩みましたが、挑戦してみたかったのと、作風を考えて一人称にしました。今回はそれが功を奏した気がしています。

栄路たちの今後は皆様の想像にお任せします。樋口さんはコスプレイヤーになれたのかとか、卓也はレアカードをゲットできたのかとか、伊東夫妻の夫婦漫才とか、メルはマジで何者なんだとか、栄路は海涼さんとどうなっていくのか、とか。
なるべくハッピーな方向で考えてくだされば。

そんなこんなで、本作の感想をお待ちしています。励みになります。切に。

それではまた。
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登録日 2024.09.14 00:24

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