巴藍

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巴藍(とあ)と申します!【第2回きずな児童書大賞ファンタジー賞受賞】好きを形に。野いちご・エブリスタにも出没中。あやかしもの、溺愛、異世界、ハッピーエンドなどが大好きです!

完結のご報告&裏話的なナニカ

 完結した、あやかし達の送り屋をやっています!のネタバレを多少含みます。

 さて、送り屋は主人公・結花ちゃんがあやかし双子の烈央と星守に出会うところから物語が始まります。
 私は子供の頃からあやかしや妖怪、怖いお話が大好きでした。
 大人になってからも、和風ファンタジーなどが大好き。不思議なお話いいですよね。

 ではここからは裏話を。
 まず第五章で、結花ちゃん達のお煎餅がカラスに強奪されるお話がありました。
 ……あれ私の実話でもあるんです。
 忘れもしない、小学生3──4年生?の時。
 外で遊んでいた私の、手提げに入っていたお煎餅をカラスが持ち去り屋根の上で貪るという事件が起きました。
 あまりにも悔しくて「コラー! カラスのバカー!」と暴言を吐いたのは内緒です。
 幸いまだお煎餅を沢山持っていたので、ムシャムシャと食べながら家に帰ったのを覚えています。
 ……と、裏話と言ってもこれしかありませんでした。おかしい、もっとあると思ってたのに。

 それはそうと、本作は12万字と児童書としては文字数が多いですが、これでも泣く泣くエピソードを削った方なんです……!
 色々とやりたかったお話としては、結花ちゃんが隠世に行ったり、乃々ちゃんとあんこくんに再会したり。作中ではまだ4月なので、これから迎える夏のエピソードだったり。
 結花ちゃんは泳ぐのが苦手そうですね。
 やりたいことは、まだまだたくさんあります!

 物語は一旦完結しましたが紅魔くんの正体や導きの鍵が結花ちゃんに反応した謎など、たくさんの伏線を詰め込んだ「1巻」のような形なのでいつか本当の意味で完結を書いて、世に出せたらなぁと思っています。
 一章の頃の結花ちゃんは悲鳴を聞いて『ひっ怖い。様子を見るだけっ見るだけ……!』と、駆けつけることを決めました。
 七章では『誰が危ない状況だったとしても、私は助けに行くよ!』と、すこし逞しくなったように思えます。
 自分とは違う存在に触れて、成長していく結花ちゃん。
 そんな彼女を支えるヒーローの烈央と星守。
 三人がお互いにいい刺激になって、成長していって欲しいなと思います。

 最後に。
 送り屋を最後まで読んでくださったあなたへ、心から感謝を申し上げます。
登録日 2024.08.31 21:30

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