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そえだ信の名義で出版経験あり。代表作「掃除機探偵の推理と冒険」(早川書房)「赤ん坊の異世界ハイハイ奮闘録」(KADOKAWA「MFブックス」レーベル)

「君に、最大公約数のテンプレを ――『鑑定』と『収納』だけで異世界を生き抜く!――」完結

過日「君に、最大公約数のテンプレを ――『鑑定』と『収納』だけで異世界を生き抜く!――」を完結いたしました。
ご愛読、応援いただいた皆様に、感謝いたします。

本作はとにかく『収納』スキルでどれだけのことができるか、だけに焦点を絞ったものなので、あまり例を見ないストーリー展開になったと思います。

執筆に当たっては、つぎの点を予め決めて、心がけたつもりです。

①スキルについては、初めに決められたものから成長させない。
 ただただ、主人公が使い方の工夫を発展させるだけ。

②できるだけ、思いつくだけなら誰でも思いつく発想を用いる。
 大勢の魔物の進攻を見て、「上から○○を落としてやりたい」
 破傷風の患者を見て「○○があったらなあ」
 というくらいは、誰でも思いつきくらいはすると思います。
 ただ、どうしたらそれを実現できるか、突き詰めて考えないだけで。

終盤近くの神様との対話も、必要な条件はすべて冒頭部で出揃っているので、内容の予想がついた読者様もいらしたのではないかと思います。

なお『収納』を使ってできそうなことをすべて書き尽くしたわけではなく、いくつかアイデアを残してもいます。
例えば一つの街や国を滅ぼす方法に限っても、
・大気中の水分を『収納』して、砂漠化する。
・逆に大雨を降らし、さらに山頂から大量の水を流して洪水、山崩れを起こす。
などといったものが考えられますね。
今ここに書いてしまったので、作中に使いたい人はアイデア料をください――冗談ですけど。

とにかくも読者の方に「自分ならこうする」「こんなこともできるのでは」などと考えながら楽しんでいただければ、幸いです。

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登録日 2024.08.28 12:19

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