眠れない熱帯夜

 唇を離して晴は、きらきら、潤んだ瞳の端を真紅にして、俺を見上げる。
「俺と別れてる間、何で、抜いてた?」
「!!――もちろんっ、伝家の宝刀は抜くことなく、大切に溜めてましたっ」
「・・・・・・・・・」
 笑いのツボが浅すぎる晴様にすら、ウケなかったよっ!!俺は言い訳する。(ウケなかった時、一番、やっちゃいけないヤツぅ~)
「ほんとに!伝家の宝刀を抜く気にもなんないほど、俺、しょぼぼ~ん…だったんだって!」
 しかし。心とは裏腹に、勝手に体は生きてるもんで、使い道がなくても、毎日、せっせと、オタマジャクシちゃんは生産されて、溜まっていきます。
 すると、何が起こるのか。10秒で、お答えください。
 ちっ、ちっ、ちっ、ちっ、ちっ、ちっ、ちっ、ちっ、ちっ、ちっ、
 アンサーチェック!!
 淫夢を見て、強制排出するのであ~る。人体の神秘だよねッ!!
――そんな淫夢の数々をコレクションした『夢堕 -ユメオチ-』眠れない熱帯夜に、お楽しみください

 オマケの天使と記憶喪失の話は、まだ書けてません。
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登録日 2024.07.21 08:41

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