せいいち

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小説投稿初心者です。鎮まれいぼ痔。 これから小説家になろうにも同じものを投稿する予定です。 https://mypage.syosetu.com/2778978/

『吸血鬼狩人、宿敵と同居する』4話更新と、作品と作者の倫理観

この回には冒頭の注意書きがあります。
『この話では「正規の手段でない方法で図書館を利用する登場人物たち」が描かれますが、彼らのような行動を推奨するものではありません。あらかじめご了承下さい。』というものです。
自分しか読まない分にはこのような説明書きは要らなかったのだけれども。
書いた人が彼らの行動を『よくないこと』であるとわかって書いているということを示しておく必要があるな、と考えたため、このような注意文をつけておきました。
今後も彼らは大小様々の悪事を働くことでしょう。おおむね作者は「わあ、悪いことするなあ」と思いながら書いております。作品中の行動と作者の倫理観を混同しないよう、重ねてお願いします。

ところで、吸血鬼シャンジュ(この時点ではまだ名前がない)が正規の手段で図書館の本を借りるには、どうすればいいか。
吸血鬼狩人の理人くんが住む自治体の図書館は、その地域に住んでいたり、仕事や学業で通う人に向けて本を貸し出すものです。住民票の写しや学生証など、個人情報を証明できるものがあれば、貸出カードが作れます。お金はいりません。
吸血鬼シャンジュの場合。彼はこの地域に住み始めたとはいえ、不法滞在です。日本海を徒歩で渡って来ました。いつ出ていくとも知れません。以前の戸籍もありません。信用に足る物は何も無い……。
個人情報の偽造や窃盗など、他の非倫理的手段であれば可能かもしれませんが、これから長い付き合いになる主人公に特に窃盗などさせられるわけもなく、この話に書かれたような形になりました。でも本当はよくないんだよ。
しかしながら、図書館の本を図書館の中で読むぶんには何の問題もないです。このため、吸血鬼シャンジュは週に一度は風呂に入ることになります。吸血鬼なのに。

ここまでお読みいただきありがとうございました。次回もどうぞよしなに。

本当なら話が出来た経緯とかキャラ造形とか資料とかについて話したかった。話したいことがたくさんあるのも考えものだな〜。
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登録日 2024.07.15 21:47

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