ごめんなさいと『闇を闇から』12.絶対零度の領域から(2) 『闇から見る眼』46追加アップ。
ごめんなさい!
ご指摘ありがとうございました!!!
9/26分、訂正しました。でもって、お詫びに本日もう1話追加しました!
いや、楽しんで下さってるとわかって嬉しくなったからですけど(笑)
今後ともどうぞよろしくお願いします。情けない男かもしれないけど、見捨てないで下さい。
では、本日アップ分。どうぞ。
「伊吹さんが欲しい」
顔を降ろす。首筋に唇を触れる。震えた伊吹に顔を上げて繰り返した。
「今すぐ欲しい」
身じろぎするのを腰で押さえる。
「どうせもう、二度とこんなチャンスないし」
ああ、眼鏡外しちゃえばよかった。けれど、そうしたら、伊吹の顔が見られない。
喘いで乱れる顔を見たい。
上がる呼吸に、とにかく唇をもらおうと眼を伏せて寄せていくと、
「……京介」
「っっ」
静かに呼び掛けられてどきりとした。小さな溜め息が重なる。まるで、子どもの悪戯に呆れ返った大人のような、深く柔らかい吐息。無言で厳しくたしなめられたような気がして、思わず腰を引いてしまった。
見下ろした伊吹の眼は潤みも揺らぎもしていない。
悔しい。
京介などでは相手にならない、そう言い放たれたようで押さえつけた手に力を込めた。
ご指摘ありがとうございました!!!
9/26分、訂正しました。でもって、お詫びに本日もう1話追加しました!
いや、楽しんで下さってるとわかって嬉しくなったからですけど(笑)
今後ともどうぞよろしくお願いします。情けない男かもしれないけど、見捨てないで下さい。
では、本日アップ分。どうぞ。
「伊吹さんが欲しい」
顔を降ろす。首筋に唇を触れる。震えた伊吹に顔を上げて繰り返した。
「今すぐ欲しい」
身じろぎするのを腰で押さえる。
「どうせもう、二度とこんなチャンスないし」
ああ、眼鏡外しちゃえばよかった。けれど、そうしたら、伊吹の顔が見られない。
喘いで乱れる顔を見たい。
上がる呼吸に、とにかく唇をもらおうと眼を伏せて寄せていくと、
「……京介」
「っっ」
静かに呼び掛けられてどきりとした。小さな溜め息が重なる。まるで、子どもの悪戯に呆れ返った大人のような、深く柔らかい吐息。無言で厳しくたしなめられたような気がして、思わず腰を引いてしまった。
見下ろした伊吹の眼は潤みも揺らぎもしていない。
悔しい。
京介などでは相手にならない、そう言い放たれたようで押さえつけた手に力を込めた。
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登録日 2017.09.27 21:19
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