作中では、書けなかった話。

　庭師であるガルドは、ちゃんとキディリガン家の庭を手入れしております。他の人も手伝ってくれます。

　キディリガン家の庭は、野菜や果物を収穫して楽しめるお庭です。トマトやきゅうりなどの蔓物で出来たアーチや、色とりどりの野菜や果物が、美しい配置で植えられています。匂いも考えて、普通のお花も絶妙な配置で植えられています。庭を進むと、手作りのガゼボがあり、中心に据えられた手作りテーブルは、中心が網になったバーベキューテーブルです。

　好きな物を収穫して来て、ガゼボで焼いて食べる。肉や魚は、ソーンに頼んで下ごしらえしたものを貰います。

　このお庭を誰が楽しんでいるかと謂うと、キディリガン家の皆が息抜きで楽しんだり、ミーメナのお兄さん、イグディス・ダリダラント公爵夫妻、偶に、子どもたちも連れて来る。それと前ダリダラント公爵夫妻が楽しんでいます。(キディリガン家の借金を肩代りしてくれた。借金の返済先でもある)

　貧乏貴族で、他の貴族と親交がなかったキディリガン家ですが、ダンジョン攻略をして魔物が溢れるのを防いで歩いている内に、ダンジョンを管理する領主達と仲が良くなり、キディリガン家に遊びに来るようになります。今現在は、ワグナリア領主。

　前ダリダラント公爵夫妻は、お庭が楽しくて、キディリガン家の使われていない部屋に住み着くようになり、部屋も自由に改装しています。何気に、皆とご飯を食べています。ゆくゆくは、色んな人が住み着くようになって、以外にも、そうそうたる顔ぶれだったりします。


　ガルドは、庭師の伝説の巨匠として有名になります。

　自分より強い人じゃなきゃイヤ。と謂うメルと結婚します。メル自身が、かなり強いので、ガルドしかいなかった。でも、ちゃんと好き合ってます。シュザークに進められた『秀麗騎士団物語』を読み込んだガルドのエロテクは、なかなかのもの。メルをトロトロのメロメロにして、仲睦まじく夫婦生活を送ります。
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　こんな感じの話を書きたかったけど、いつまでも本編が終わらなくなるので、乗せませんでした。需要があるのかもわからなかったです。(^_^;)

♥、エール、お気に入りを付けて頂いてありがとうございます。嬉しいです。感謝を。(⁠ ⁠ꈍ⁠ᴗ⁠ꈍ⁠)