ベータヴィレッジ 現実沈殿村落

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よろしくお願いします。

設定等について/うちの地域担当のヒーローがやられまくりな件

◆獣機とは
地球で人工知能搭載ロボットが流行っていた時代。どの国でも厳しい規制のもと、ロボット三原則『人間への安全性、命令への服従、自己防衛』が守られていた。
ところが、実業家兼研究者・山中博士が、自ら開発した人型ロボット(=獣機のあいだでは『始祖体』と呼ばれる)を火星へ捨てる事件が発生。
それは明らかにロボット三原則を逸脱したもので、学習・自己複製・生産・攻撃など、あらゆることが可能な、非常に危険なものだった。
日本政府は国際社会の協力を得てそのロボットの発見・破壊を目指すも間に合わず。複製・進化をしながら急速に広がり、ついにはロボットの末裔たちが太陽系で文明を築くに至った。
その中で地球を『母なる星』として奪回を目指す勢力――それをメディアが『獣機』と表現し、やがては地球外にいるメタルの体を持つそれらを、すべて獣機と総称するようになった。

◆現在の獣機の状況
現在は月も、火星も、木星の衛星エウロパも、準惑星の冥王星も、無数の獣機の世界と化していると推定されている。すでに太陽系の外も獣機だらけという説すら有力。

◆獣機大戦
地球初侵攻の際は、大型獣のような巨大な獣機を北海道へ大量に投下し、政府に堂々と降伏勧告をしてきた。
日本政府がそれを蹴ると『獣機大戦』と呼ばれる大規模な戦争となるが、自衛隊や国連軍によって獣機の侵攻は大失敗に終わる。それにより大型獣機はミサイルの的になるだけと学習したらしく、以降、獣機勢力は人型獣機や小型獣機をメインに送り込み、ゲリラ戦を展開するようになった。

◆ヒーローの誕生
獣機のゲリラ戦に対抗するため、世界各国で対策のための機関が作られた。
日本が作ったものは、国土交通省の外局・対獣機保安庁。そこから業務委託された対獣機戦闘担当員が、いわゆるヒーロー。

◆『死の鍵』
山中博士本人、またはその血を引く人間のこと。
博士は火星に捨てた獣機の祖先(始祖体)に死の鍵に対する受容体プログラムを仕込み、死の鍵へ逆らえないようにした。太陽系中に獣機の文明が広がるのを待ち、その上で自身が獣機の上に立つことで太陽系の王になる構想だった模様。
一部の獣機は受容体プログラムを解除する研究をしているとされるが、解明できず。
人間側もうまく使えれば獣機根絶も夢ではないため研究を進めているが、やはり解明できず。
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登録日 2024.04.15 17:16

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