生きている間には、何度か人生の節目と言われるタイミングがあって、学生時代だとやはり入学や卒業、そしてクラスメイトやクラブ活動での仲間との出会いなんかもその後の人生に深く影響を与える事もよくあったりします

今回の主人公（？）の渉君も、優子との偶然の出会った事により、成り行きで生物部に入部する事になり、最初は頼りなかった彼も、さまざまな体験を通していろいろ悩んだりしたりしている間にちょっぴり成長をしていたようです

個性の強い先輩たちに影響を受けて染まるのか？　と、思われましたが、彼は個性の強い人たちに憧れの様なものを持ちながらも、彼らしくいる事を選んだようです

普通に生きる事が、実は大切で一番難しい事を彼は知っていたのかもしれません

普通の生き方をしている人たちは、物語の主人公の様な数奇な運命やドラマティックな生き方ってかっこよくみえて憧れますが、普通に生きられない人たちは平々凡々とした人生こそ一番の幸せだと考えるのですから、お互いないものねだりなのかもしれませんね

人のご縁とは不思議なもの
どんな出会いであれ他者から学ぶ事はあるので、頂いたご縁を大切に生きてくれたらなと思います(^^)