おとごり

おとごり

そもそも文章など長々と書いたことが無い私がお送り☆

文が下手

ちょくちょく書き足したり入れてるんですが、それでも満足できるものにはならない。
稲川淳二さんの語り口調で書いた方が、慣れの観点から生産性が上がりそうな気がする。

死後の世界と言われるものってありますよね。私もこういったお話をする端くれなもんで、よくきくんですよねぇ。死後の世界。病気でなくなったり、誰かに殺されたり、事故を起こして死んでしまったり……。誰しもいつかは、その世界への扉を開かれて、連れて行かれてしまうのかもしれません。ですがもし仮に、この扉が飽きっぱなしになってしまったら。我々と死者の違いってものは、どうなってしまうんですかねえ。
これは、Aさんに聞いた話なんですがね。たまたま昔、不動産の話の関係で知り合った方なんですが、ある日久々に電話がかかってきて、飲みに行きませんかっていうもんで、私も丁度時間があったもんで、一緒に飲んでたんだ。
「稲川さん、どうもお久しぶりで。元気されてますか」「やあ久しぶりだねえ元気だよー。そっちはどうだい。」「いやあぼちぼちだね」って、はなしながら楽しく飲んでた。
しばらく会わなかったもんだから、あーでもないこーでもないって話が弾んで、いーい具合に酔っ払ってきた。そして、ふっと、真面目な顔してAさんが言ったんだ。
「稲川さんは、幽霊の話をよく知ってますよね」
「そりゃあまあ、自慢じゃ無いけどそれなりには知ってるよ」─
「じゃあ、死体の話とか、聞いたことないですか?」
「あー、あるよ。登山してたら、吹雪かれて避難所に逃げ込んだ人が自殺者の死体を見つける話とか」
「いえ、死んだはずの、死体が動く話です」
──はてな?と思った。
私も色々と怪談なんか知ってますがね。死体が動くなんて話は、これが聞いたことがない。
そんなものは海外の、動く死体。いわゆる、ゾンビってやつかな。そういうものしか知らない。動くはずがないですからね。死体なんてものは。
「いや、知らないなあ。それがどうかしたのかい?」
聞いてみた。すると、ついさっきまで顔を真っ赤にして酔っ払ってたAさんが、真っ青になってる。ただごとじゃないなと思いましたね。
「これは稲川さんにだからお話しするんですがね…」
そうしてAさんが、ぽつぽつと、話してくれた──。


みたいな。
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登録日 2017.08.29 23:54

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