手塚エマ

手塚エマ

【東京ラプソディ】第10回BL小説大賞奨励賞を頂きました。本作は単行本で販売中です。好きな食べ物はアサリの味噌汁と舞茸の天ぷら。 私の死に水はアサリの味噌汁で取って欲しい。

【あなたに会えたら死ねるのに】新連載始めました。

大学一年の雅史はサークル活動の一環として、古い洋館に一人で住んでいる祥子をモデルに写真を撮っている。
雅史は祥子に誕生日プレゼントを届けたいなと、誕生日を尋ねたが、
千八四六年だと返された。
二百年前。
孝明天皇が即位し、尊王攘夷の思想を受け継ぐ若者が幕府を転覆させた頃の話だ。
どう見ても二十代前半の美女にしか見えない祥子が、からかってるのか。
暗に誕生日プレゼントらしきものは拒んでいるのか。

無邪気な祥子の言い分を、雅史は同じサークルで友人の梶原七海に相談する。
けれども七海は雅史への想いをずっと隠し持っていた。
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登録日 2023.11.10 19:59

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