ここはメートル法に任せよう
今回は小話を一つ。
主人公達の中では当然であり、得てして、常識的な部分な為、特に説明も無く受け入れている設定として、
「異世界での単位」
があります。現状、『メトル』『グラー』等ですね。
この基準となっているのは、作中でもほんのり触れてますが、遙か昔に転移してきた主人公達と元々同じ世界の住人達、及び彼らが持っていた機具類が原点となっています。
当然の様に似た単語であり、彼女達もそれをメートル法準拠で考えているのは何故かと言えば、「彼女らの世界ではメートル法が国際条約で定められた唯一の尺度だから」です。
一條達の世界では、90年代から国際会議が多く開かれ、議論の末にヤードポンド法を始めとした他の単位系列は抹消されました。合掌。
この結果、国際単位は統一され、以後、メートル法準拠の世界線になっています。
制定された翌年の年始から一斉に切り替わる事となりましたが、この際、少なからず問題が出るのではないか、と危惧されましたが、そこまで大きな問題は出なかったとされています。
これは、彼女達の世界で言う「2000年問題」として教科書にも載る程の一大転機となっており、一條達も、現地で似た道具類等を視認した事で自然と順応していきました。
本当は作中で説明する類いの物なんですが、上記の通り、「一條達の中ではメートル法が絶対的基準。それと似た単語で基本同じならば使用に問題は無い」と言う考えなので恐らく一生話題に挙がる事はないと思われます。不憫。
こうした、全体の世界観としては重要ですが、今作においては結構どうでも良い部分、気にする程の事でも無い部分みたいなのも幾つかあったりなかったり。
さじ加減の難しい所ではあります。
ヤードポンド法死すべし。慈悲はない。
主人公達の中では当然であり、得てして、常識的な部分な為、特に説明も無く受け入れている設定として、
「異世界での単位」
があります。現状、『メトル』『グラー』等ですね。
この基準となっているのは、作中でもほんのり触れてますが、遙か昔に転移してきた主人公達と元々同じ世界の住人達、及び彼らが持っていた機具類が原点となっています。
当然の様に似た単語であり、彼女達もそれをメートル法準拠で考えているのは何故かと言えば、「彼女らの世界ではメートル法が国際条約で定められた唯一の尺度だから」です。
一條達の世界では、90年代から国際会議が多く開かれ、議論の末にヤードポンド法を始めとした他の単位系列は抹消されました。合掌。
この結果、国際単位は統一され、以後、メートル法準拠の世界線になっています。
制定された翌年の年始から一斉に切り替わる事となりましたが、この際、少なからず問題が出るのではないか、と危惧されましたが、そこまで大きな問題は出なかったとされています。
これは、彼女達の世界で言う「2000年問題」として教科書にも載る程の一大転機となっており、一條達も、現地で似た道具類等を視認した事で自然と順応していきました。
本当は作中で説明する類いの物なんですが、上記の通り、「一條達の中ではメートル法が絶対的基準。それと似た単語で基本同じならば使用に問題は無い」と言う考えなので恐らく一生話題に挙がる事はないと思われます。不憫。
こうした、全体の世界観としては重要ですが、今作においては結構どうでも良い部分、気にする程の事でも無い部分みたいなのも幾つかあったりなかったり。
さじ加減の難しい所ではあります。
ヤードポンド法死すべし。慈悲はない。
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登録日 2023.10.07 21:55
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