「人柱は水を一所に留めた」設定


元僧兵。都で妖怪退治をしたことも、人間相手に戦ったことも、用心棒の一団に混じっていたこともある。弟子のことは、いつも損をさせていて申し訳ないと思っている。この後村が水没する程の洪水に見舞われるも、村人を率いて高台に避難、指導者となる。

堕川。自らが水神として祀られていた農村を能力を使って滅ぼしたが、力の使いすぎで水が暴れようとしていたので、自ら眠りにつきその暴威を収めようとしていた。が、捧げられた人間の気配で目覚めてしまう。その後、女呪術師と共に新たな土地で暮らし始めるうち、心境に変化が。女とは、ある意味共犯関係にあった。
スイレイよりスイリョウの方が言いやすいことに最近気づいた。お好みの読みで呼んでください。

堕川がいた村の呪術師の若き頃。自己主張するタイプではなかったため、なんやかんや還俗(出家した人が俗世に戻ること)する機会を失っていた。呪術師としての自分に誇りを持っているが、同時に、普通の女として家庭を持つことにも憧れていた。
堕川がどういう存在であるかも知っていた。しかしそれでも、堕川といることを諦められなかった。
変化と化身
どちらも妖怪が人の姿に変わる、というのは共通している。どちらも似た技術だが、変化は人間以外にも化けられるし、見かけと性質の上ではより完璧に姿を変えられる。化身は神と崇められるような妖怪が人の姿になったもので、その姿は、元の妖怪の姿により決まる。変化よりも安定性がある。
異類婚姻譚の中でも、人と獣の間に獣の子ができるような場合や、通い妻として夜な夜な精気を奪い取って取り殺すのなら変化で十分。雪女のように完全に人間の妻として共に生き、子を成すのは化身にあたる。
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登録日 2023.09.05 14:36

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