皆さま、今まで『ローズマリーの冒険』を読んでいただきまして、誠にありがとうございます。
本作品ですが、これにて完結となります。

この作品は今までの作風を維持しつつ、カップル双方の揺れ動く気持ちを表現できればと考えました。
そこでマリーにはローズを一途に思う気持ちを、
ローズには、マリーの幸せのために自らの気持ちを封印する葛藤を、
それぞれ作者なりに頑張って表現したつもりです。

もちろん、作品をどう解釈するかは読者次第ですし、私の表現力ではお伝えできなかった事も多いと思います。
ですが、少しでも何かを感じていただけたなら作者も報われます。

さて、裏話を一つ。
この作品は書き始めてからしばらくして、仕事などで執筆時間がとれなくなり、しばらく寝かせておりました。
その後、続きを書き始めたのですが、その際、登場人物の名前を日本名から西洋名に変更することにしました。
ちなみに当初の名前は以下の通りです。
マリー：鳥江葉梨香（とりえはなしか）
ローズ：和神知幾夜（わがみちいくよ）
ハンナ：五洋華仁（ごようはなに）
ジューク：十九（じゅうく）
です。登場しなかったアリサ（有紗）にその名残がありますね！

長くなりましたが、またお会いできればと思っております。
その際はよろしくお願いいたします。

それでは、最後に恒例の一言を。
書きすぎて、意味が軽くなった気がしますが、心からの気持ちです。

一話でも読んでくださった皆様へ
「本当にありがとうございました！！」