【続き ... 】そして、生き返ったり、死に帰ったり、本当にいそがしいな？これじゃァこっちの精神が保たないよ！悪態を吐きながら、病み上がりではない、忌み上がりでもない、死に上がり？生き下がり？断じて、くたばりぞこないではないのだけれども、いまかいまかと 母親の帰還を待ち受けていると、そこへちょうど町内のスピーカーが、けたたたたたたたたたたたましいサイレン鳴り響かせて、世界の終わりサウンド？公共放送が始まり、… ＊＊＊＊市から、緊急れんらく放送をお送り致します。‪‪✕‬‪✕‬‪✕‬‪✕‬という方が、午後五時に 町の自宅を出たまま、行方が判りません。服装はベージュ色のズボンに、チェック柄のシャツ、帽子をかぶっています。身長は１５８センチ、痩せ型。お名前と服装に心当たりのある方は、緊急連絡先までご連絡ください。電話は 、…というところで、何処から発せられているのか？判然としない訳の判らないノイズが大発生し、俺の聴き取り作業を阻止、それ以降、いくら、耳をかっぽじっても、耳を澄ましても、傾聴しても、号泣議員のようにして耳に手をあて空飛ぶ象のように 格好だけでもと を象って放送内容が聴き取ろうとしたのだけれども、決して聴き取れなかった。普段；いつもは、この放送自体を単なる妨害電波ぐらいにしか俺は取り扱わず、しかし、当人たちにとっては藁をも縋る思い、こんなにも深刻で、切実で、痛切なもんだいであったとは！？思わなんだァ！これからはちゃんと、当事者の気持ちになって、…ってか、うるせぇよ？失せろ、母系！剥げ！（苔の蒸すまで！）なんて思わず、こころを して、聴いてみようと思いながら、ハッとしてＢＡＤＤＥＳＴ覚醒、そのような悪夢でソファベッドからトビウオのように撥ね起きる。