【続き ...】それにそもそも、既に鬼籍に入られてるだろ？冥府に召されてるだろ？冥土のみやげにシェキナベイベー♪してるだろ？と、訝ったのだけれども、仕方がないから指示に従い、あちらにおられます！と、指で差し示す方へ 手の鳴らない方へ 光射す方へ 我々が眼を向けると、そこには疑いようのない嘗てのロックンローラーが鎮座ましましていてドープネス、軽トラの運転席に腰掛けて、腰を据えて未来を見据えたような としたＭ.Ａ.Ｎ.Ａ.Ｋ.Ｏ. グラサン越し その眼差しは遮られていたのだけれども、俺には、何故か、そのことが確かに感じられた！しかも、その横の助手席には、「…現代のシド・ヴィシャスに手錠かけられるのは只あたしだけ♪」リアル・ナンシー スパンゲン；樹木希林もいるゥううううう！！！！！（…いや、年齢的に逆か…？）なんでも（元？）夫婦揃って、世間から身を隠し雲隠れの旅をして全国を謝罪行脚？しているらしい。何処発の情報か？判然としないのだけれども。脳内発の情報みたいなのだけれども。また、何に対する謝罪行脚なのか？判然としないのだけれども。ひととおり、Ｋ察官から言われた通りにロックンロール夫婦を先導して駐車場からロックンローラー夫婦の搬出作業を終えてからひと息した俺たちは車内で一瞬の沈黙のあと、…それにしても、あれ（内田裕也であるということを）、言う必要あった？と、沈黙を切り裂きＪＡＣＫすると、糸の切れた凧、若しくは、解き放たれたなんちゃらのようにして、大爆笑、明日のない俺たちは世間から隔離された陸の孤島のような、得体の知れない不吉な 隔世の感 漂う、郊外の陸の孤島のようなこの場所が、現世なのか？黄泉なのか？すら判らないのなもかかわらず、そんなこと知ったこっちゃ姉やは、１５で嫁にいき♪の精神で、今日が明日に持ってかれるより前に宵越しの は残さねぇんだ！ッてんで世間をあざ笑うかのようにみんなでいつまでも大笑いしていた、ロックンロォオオオオオル！！！！！