「姫暴走（略）」第５部第36章をＵＰさせていただきました!

ブランの初恋設定が登場しました！

なにげに、息子→義母への初恋、そして義母に似た女性への新たな恋って『源氏物語』の時代からある関係性なんですよね…。

しかし、源氏物語の場合、禁断を超えて義母を強引にモノにした上、妊娠までさせているので、さらに過激です。

内容が現代のドロドロ恋愛モノかと思うくらい（下手すると「現代」の方が負けてしまうくらい）スキャンダラスで「これが本当に平安時代に書かれたものなのか」と、ビックリしてしまいます…。

源氏物語って、主人公の最初の正妻がツンデレ年上お嬢様だったり、ヤンデレ未亡人がいたり、正ヒロインが主人公が自ら育てた幼妻だったりと…設定が現代の恋愛ＳＬＧかと思うくらい（むしろ現代ではコンプラの関係で書けないくらい過激で） "盛りだくさん" で、なにげにスゴいんですよね…。

（そんな中、主人公に絶対になびかず知恵で魔手から逃れた人妻とか、幼馴染同士の純愛も描かれているあたりが、またスゴい…。）

「姫暴走（略）」でのブランの初恋は、幼いがゆえにまだ「欲」を伴わない「淡い恋」という設定です。

（母親への思慕と一緒くたになっている部分もあります。）

しかし、その初恋が影響して、理想の女性像が「どこかシトリーンを思わせる女性」になってしまっています。

なのでアリーシャのことも、実は本気で気に入っています。