『ものぐさ降魔士奇譚 第４章 窺窬する謀略』が、この度完結いたしました。
お読みくださった皆様、誠にありがとうございます。

また、何度も延期を重ねてしまって申し訳ありませんでした。リアルの都合と、なかなか納得できる文章にならなず、更新できない状態となっていました。本当にすみません。

さて、今回のお話は、響と玲子以外の生徒会メンバー、特に楓と満瑠の活躍に重きを置いて作りました。これまでほとんど戦闘描写がなかった二人の出番、いかがでしたでしょうか。個人的にずっと書きたいと思っていたので、ようやく書けて嬉しい気持ちでいっぱいです。てか、満瑠色んな意味でヤバくね？
主人公の響にも、心情に少しづつ変化が現れ始めています。良くも悪くもいろんな意味で。その辺りにも注目していただけたらと思います。

そして、本章にてお話はひとつの区切りとなります。怪しい影がまだ残っていますが、ひとまずは。次回から新章開幕といった感じになります。
ずっと悩んでいましたが、この１～４章までを陥穽偏と名付けたいと思います。陥穽は、落とし穴や人を陥れる謀(はかりごと)を意味する言葉です。

最後に、続きのお話に関してですが、別のお話にチャレンジしたいためしばらくの間は更新できません。今年中に５章が展開できるかできないか、だと思います。気長にお待ちくだされば幸いです。
ただ、４章で展開上入れられなかった学園祭２日目の話を、短編として書けたらいいなぁとは思っております。頑張ります……！

ご感想もいつでもお待ちしております。ぜひお気軽に。何卒。

それではまた。