こんばんは、片喰です！

ご覧くださり、誠にありがとうございます。
『ある船乗りの懺悔』お楽しみいただけていますか？
本日は『うつろな夜に』を執筆するに至った経緯をお話ししようと思います。

私は幼い頃から本の虫でして……
ちょうど小学生の頃にハリー・ポッターやダレン・シャン等の児童書が流行しており、私もそれらに夢中になった子どものひとりでした。

どちらも大好きで何度も読みましたが、どちらかといえばダレン派で、読み返した回数も多いです。
さて、ダレン・シャンシリーズには外伝のほかに、10年ほど前から発売されている前史『クレプスリー伝説』というものが存在します。
主人公はダレンの師であるクレプスリーなのですが、全4冊のこのシリーズも本編に匹敵する読み応えで、読めばクレプスリー以外の本編登場キャラクターの事も深く知る事ができる珠玉の名作です。（個人的には本編以上に好きかもしれません。）

……と、私の近況ボードを読み慣れているみなさまなら、このあとに続く文章がなんとなくおわかりになってしまうかと存じます。
そうです、『私もそういうものを書いてみたかった』のです！！
本編と地続きで雰囲気もどこか似通っているけれど、主人公もなにもかも違って、解像度が高くなる……そんな素敵な物語を。
稚拙ではありますが、そのような事情もあり、書いていてとても楽しく、また思い入れも日ごとに深くなっていく作品です。
たくさんの素晴らしい作品があふれるなかで、私の作品に目を留めてくださって、本当にありがとうございます！
気に入っていただけたなら、こんなに嬉しい事はありません。
ぜひ、彼らの辿る軌跡を最後まで見届けてくださいね。