『やがて海はすべてを食らう』&『うつろな夜に』に固有名詞が登場しない理由。
こんばんは、片喰です!
本日もご閲覧に感謝いたします。
今回のテーマもタイトルのとおりです。
この2作は御伽噺のようなですます調に加え、登場人物の名前がないために、字数が嵩んでいるわけですが……
前者の理由は、前回お話ししました『作中作として制作し始めたから』です。
そして、後者。
私は元々、登場人物の名前を頑なに出さない(=二人称で押し通す)作品を書く事もわりとあるのですが、今回はそうではありません。
理由は単純明快。『Fate/Grand Order』の第2部6.5章である『死想顕現界域トラオム』にいたく感銘を受けてしまったからです。
端的に言えば、無名の英雄譚であるその物語は素晴らしく、凄まじく。
「決して後世に残る偉業ばかりではない」、「いまの世界の礎をつくっている大部分は輝かしい英雄ではなく、市井の人々」という至極当然の事を再確認させてくれました。
そういった激動の時代を生き抜いた先達たちに敬意を表すとともに、「語られ得ぬ歴史の片隅にはこのような人々もいたかもしれない」と思ってしまう……そんな物語を紡ぎたかったのです。
わたくしの技量では、どの程度説得力を持たせられているかはわかりませんが、精一杯書いておりますので、最後まで見届けていただけましたら幸いです。
作者自身もキャラクターたちに愛着が湧いてしまい、「でも、きみたちの誰にも名前なんてないんだよなぁ!」と歯がゆく思っているのは内緒ですよ。
本日もご閲覧に感謝いたします。
今回のテーマもタイトルのとおりです。
この2作は御伽噺のようなですます調に加え、登場人物の名前がないために、字数が嵩んでいるわけですが……
前者の理由は、前回お話ししました『作中作として制作し始めたから』です。
そして、後者。
私は元々、登場人物の名前を頑なに出さない(=二人称で押し通す)作品を書く事もわりとあるのですが、今回はそうではありません。
理由は単純明快。『Fate/Grand Order』の第2部6.5章である『死想顕現界域トラオム』にいたく感銘を受けてしまったからです。
端的に言えば、無名の英雄譚であるその物語は素晴らしく、凄まじく。
「決して後世に残る偉業ばかりではない」、「いまの世界の礎をつくっている大部分は輝かしい英雄ではなく、市井の人々」という至極当然の事を再確認させてくれました。
そういった激動の時代を生き抜いた先達たちに敬意を表すとともに、「語られ得ぬ歴史の片隅にはこのような人々もいたかもしれない」と思ってしまう……そんな物語を紡ぎたかったのです。
わたくしの技量では、どの程度説得力を持たせられているかはわかりませんが、精一杯書いておりますので、最後まで見届けていただけましたら幸いです。
作者自身もキャラクターたちに愛着が湧いてしまい、「でも、きみたちの誰にも名前なんてないんだよなぁ!」と歯がゆく思っているのは内緒ですよ。
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登録日 2022.12.06 20:02
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