早いもので12月ですね！！
急に冷え込んできましたが、お風邪など召されてはいませんか？
片喰は毎日元気に過ごしております！

さて、本日は金髪の人魚についてお話ししましょう。

すでにお気づきの方がいらっしゃるかもしれません……
そう、『ある船乗りの懺悔』本日更新分でも癖毛の男と話している金髪の人魚は『やがて海はすべてを食らう』に登場する金色の鱗を持つ人魚と同一人物です！

言いたくて言いたくてエラがはち切れそうでした……！

そもそも本編にあたる『やがて海はすべてを食らう』自体、他作品（未発表）の作中作として執筆を開始したものでして……
当初の予定では、対立する片方が殺され、その肉を食べさせられた者たちを海に沈めるところまでで終わる物語のはずでした。
ところが興が乗ってしまい、もはや別作品というべきものになってしまったという経緯があります。

そのため、金色の人魚はすぐに殺され、どういうキャラクターかもわからずじまいのうちに物語は彼を置き去りに進行し、終わりました。
「どうにか彼の生きている様子を描く方法はないか？」と考えていなかったわけではありませんが、彼の再登場は作者も予想外の出来事で、船長を助けに来てくれたときにはわくわくしました（笑）
はじめは可愛いわんこ系にするつもりでしたが、だんだんちょっぴり毒のある性格になっていきましたね……。書いていて特に楽しいキャラクターのひとりです。
みなさまもお好きなキャラクターはいますか？
気が向いたらこっそり教えてください！！
推し語り、ぜひ拝聴してみたいものです♪