ただの妄想

 以下はただの、私の妄想です。 

 経済学者のAさんは、お金の究極的本質を考察する際、余分な事を省いてゆくという方法を採用しました。余分な事には「後天的に派生した事」や「重要ではない事」が含まれ、それらを省けば省くほど、中心にある究極的本質が姿を現してゆくとAさんは考えたのです。

 Aさんが「後天的に派生した事」と「重要ではない事」の代表としたのは、心でした。「まずお金があり、それに人が係わるのだから、人は後天的」や「グローバル経済に比べたら、一人の心など取るに足らない些事」とAさんは考えたのです。その結果、

1、お金は人を幸せにもすれば、不幸にもする
2、間違ったお金の使い方をしていたら、お金は足りなくなる

 等々も、余分な事として排除されていったのでした。

 次回もBさんが登場する、妄想話です。
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登録日 2022.10.31 04:57

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