いつも応援して下さって、ありがとうございます。
このご婦人とお会いしたのは、
東京ラプソディの執筆を中盤まで進めていた頃でした。
ですので、天の采配といいますか。
昭和初期から戦後までの、上流階層の空気感を肌で感じることができました。
また、ご婦人の思い出として語られる、
リアルなエピソードは、書籍ではなかなか書かれていない話でもあり、
次から次へと質問攻めにしていました。
もうお亡くなりになられましたので、良い思い出として大切にしています。
そして、東京ラプソディという物語の一部として、
使わせて頂いたことに対して、今でも感謝しています。
BL小説大賞【東京ラプソディ】更新&裏話
【彼は私の主人であり、下男でもある】
昭和初期のレトロモダン。
主従逆転。
健気受け×溺愛執着執事攻め
BL小説大賞応募作です。
私の知人に、昭和初期に女学生だったという女性がいました。
東京の自宅には、住み込みの『姉や』がいたそうです。
『姉や』は家事のほか、いつも着物などの縫物をしていたのだとか。
それが行儀見習いでもあり、花嫁修業だったのだそうです。
この女性のお父様は、陸軍の軍医でいらっしゃいました。
戦争が激化するにつれ、中国の上海の日本人居留地に疎開されたそうです。
上海へは、民間の蒸気船で移住されたと聞きました。
その蒸気船には、海に面した大浴場も、あったそうです。
蒸気管が船中を温めていたので、真冬でも寒いと思わなかったとか。
どうして爆撃に合わなかったのかは、不思議ですけど。
平和な上海にいるうちに、戦争はいつのまにか終わっていた。
それが、この女性にとっての太平洋戦争だったようです。
帰国した戦後は、自家用車なんて皇族しか乗っていなかったとか。
日本人のピアノ教師なんていないから、
ピアノ教師は、外国人しかいなかったとか。
本作に関わるエピソードに、たくさん使わせて頂きました。
昭和初期のレトロモダン。
主従逆転。
健気受け×溺愛執着執事攻め
BL小説大賞応募作です。
私の知人に、昭和初期に女学生だったという女性がいました。
東京の自宅には、住み込みの『姉や』がいたそうです。
『姉や』は家事のほか、いつも着物などの縫物をしていたのだとか。
それが行儀見習いでもあり、花嫁修業だったのだそうです。
この女性のお父様は、陸軍の軍医でいらっしゃいました。
戦争が激化するにつれ、中国の上海の日本人居留地に疎開されたそうです。
上海へは、民間の蒸気船で移住されたと聞きました。
その蒸気船には、海に面した大浴場も、あったそうです。
蒸気管が船中を温めていたので、真冬でも寒いと思わなかったとか。
どうして爆撃に合わなかったのかは、不思議ですけど。
平和な上海にいるうちに、戦争はいつのまにか終わっていた。
それが、この女性にとっての太平洋戦争だったようです。
帰国した戦後は、自家用車なんて皇族しか乗っていなかったとか。
日本人のピアノ教師なんていないから、
ピアノ教師は、外国人しかいなかったとか。
本作に関わるエピソードに、たくさん使わせて頂きました。
コメント 2件
登録日 2022.10.15 22:23
2
件
2022.10.17 11:42
手塚エマ
2
件
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