いつも読んでくださってありがとうございます。読んでくださる方がいる、それが何よりの励みです。毎日推敲しながら少しずつ、少しでもいいものを掲載できるように努力します。

　ところで。「陰陽師の高宮くんとパン屋の早瀬さん」で、高宮くんが使っているのは八宅風水と飛星派風水と四柱推命です。八宅風水、というのは、家の間取りを、北、北東、東、東南、南、南西、西、北西の八方向にあてはめ、そこにある「気」を活かすことで幸運を呼び込む方法です。
　引っ越しが多かったので、風水は毎回実践してきましたが、個人的に気づいたことが二つ。
　どんなに「次こそはいい間取りの家に住みたい！」、と思っても、その時の自分の運を反映した家しか見つからないこと。そして、基本的な運は、八宅風水の方がうまくいきやすいこと。
　今住んでる家は、とっても風水がやりにくい家なんです。なので、それぞれの方角にある部屋に、方角が表す色を塗っています。例えば、北と北東に位置する部屋には水色、西は黄色、という感じです。思いません？「よくそんなので家族が納得するな！」って。でも、経験上、これで助かってることが多いのです。クリスチャンの旦那でさえ「ねえ、何で噴水つけないの？」と、聞いてくるほど。ちなみに、飛星派の金運で重要なのは噴水なのですが、現在つけてないのです。
　というわけで、うちにくるお客さん、みんな言います。「なんか……カラフルな家ねえ」。はい、そうです。引っ越しの時は全部部屋を白くするんで、莫大な金額がかかることでしょう！　怖いっス！