『俺の好きを信じてよ』をお読みいただき、ありがとうございました。あらすじにある通り、この物語は「春樹が本当の“好き”を知る話」と書き始めたお話だったので、一度ここで完結とします。

元々SS集として、春樹と倫也の日常を綴るために書き始めたお話でした。それが少しずつ連載味を帯びてきて、ついぞ完結を迎えることになり、私自身実はすごく寂しく感じています。そうか〜、春樹は好きが分かったのか〜。そうか〜。

でもきっとこれからも、二人の間には山あり谷あり、色んな日常があるのだろうと思います。夏休みはまだ始まったばかりだし、部活中にこっそりアイコンタクトをとったり、夏期課題を一緒にしたり…文化祭や部活の練習試合など、多くのことを共に過ごしたり、側で見守っていたりするのでしょう。そんな日常を、私は書きたい。(正直)

なので今度こそ、今度こそSS集として、二人の山あり谷ありな日常をお届けしていきたいと思っています。
これから先、楽しいことも辛いことも、喜びや悲しみをいだきながら健やかに育ってほしい。大人になって考え方や価値観に移ろいがあったとしても、気持ちだけは両思いで過ごしてほしい。そんな願いをこめて、少しずつ綴っていけたらと考えています。相変わらずの不定期更新ですが、お付き合いいただけたら幸いです。
これまで更新があいた期間もありましたが、更新の度にすぐしおりを動かしてくださる方や、お気に入り登録をしてくださる方がいらして、とても励みになっていました。本当にありがとうございました。
第二章、始めます。これからもよろしくお願いします。