ま、ユングだったら、この夢、如何分析するか?知らんが、其ノ壱
十数年以上ぶりに再会したまいちゃんの運転で、時刻は午前3時であるのにもかかわらずお天道様がギンギラギンにさりげなく輝き続ける空の下、キャバクラに連れてかれる。運転をしているまいちゃんは、勿論、女の子なのだけれども。挨拶代わりに、バックでおもいっきりお店の壁に激突させてから駐車するものの、まいちゃんはそれを気にすることなく、また、悪びれた様子もなく。それから、その激烈な破壊音を気にすることなく、破壊された店の壁を見やることもなく、店が破壊されたことなど歯牙にも掛けない仕草のマダム?が店からおもむろに出て来て、まいちゃんと二人で楽しそう親しげに歓談をしているのだけれども、なんでも、話の内容を聴いていると、在籍しているキャスト自体がそもそもすくなく人手不足であり、今、勤務しているのは店の中でもとびきり無礼面でしかも音楽隊なキャストしかいないとのこと。がっかり。なんとか無理を押して店に這入ると、まず眼に飛び込んできたのは、頭部は鳥類で頸部以下が霊長類と思われる、悪魔払いの為の気味の悪い彫像であって、賽銭が疎らに置いてあった。階段を下りると冷気が立ち込めており、左右の壁面に宗教画が何枚も展示されていた。薄暗いブラックライトに照らされて。他にも何体か神像があり、それらにもまた、賽銭が疎らに置いてあった。生まれてこの方、呼びひとおらず、折角、初めてキャバクラに来たのだから、髪型をちゃんとセットしたいな?ここらで一丁、格好つけたいな?とか思っていながら化粧室を眼で探していたら、ふとソファーの真横を見ると、降谷の建ちゃんの爆乳嫁、所謂、謂うところの乳本位制を採択したDA一家の親分姐さん、A.K.A.「安」くないM.E.G.U.M.I.が鎮座ましましていてDOPENESS!!!!!DragonAshのその灰だけでも煎じて呑ませてもらいたい、この時代に生まれた意味知る術持たずに過ぎ去る時間など気にせずに一眠りせずオレは降谷の建ちゃんの脳内に於けるリリック事情、いつもあのような素晴らしいリリックをどのようにして吐き出しているのか?龍の灰のように!根掘り葉掘り(HOLY SHIIIIIT!!!!!)そのリリックセンスの裏事情を、叙情性(若しくは、抒情性)もろとも絶賛しながらなんとかして間接的に訊き出そうとするのだけれどもバカの遠吠え、休むに至る。
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登録日 2022.09.02 14:03
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